保育士試験の日程【令和8年・令和9年】申請から合格発表まで

保育士試験の日程は、こども家庭庁が前年のうちに公表し、そのあとで全国保育士養成協議会が申請期間や受験の手引きを出す、という二段構えになっています。令和8年の日程は確定済み、令和9年の試験日も公表済みです。この記事では、令和8年・令和9年の日程を一覧にしたうえで、申請から合格発表までに何がいつ届くのかを時系列で整理します。

なお日程・手数料は年度ごとに変わります。申し込む前に必ず全国保育士養成協議会 保育士試験公式サイトで最新の情報を確認してください。自分に受験資格があるか不安な場合は、先に受験資格の判定を済ませてから読み進めてください。

令和8年 保育士試験の日程一覧(前期・後期)

令和8年は例年どおり年2回。前期・後期のどちらか一方だけ受けることも、両方受けることもできます。

令和8年 前期

項目日程
受験申請期間令和8年1月8日(木)午前10時 〜 1月28日(水)午後5時(郵送申請は同日消印有効)
筆記試験令和8年4月18日(土)・19日(日)
筆記試験の結果通知/実技試験受験票6月2日(火)〜 6月10日(水)に発送
実技試験令和8年6月28日(日)
実技試験の結果通知(合格通知書・一部科目合格通知書)7月29日(水)〜 8月7日(金)に発送

令和8年 後期

項目日程
受験申請期間令和8年7月3日(金)午前10時 〜 7月23日(木)午後5時
受験申請期間(前期の実技試験が不合格だった人向けの延長枠)令和8年7月29日(水)午前10時 〜 8月10日(月)午後5時
筆記試験受験票10月7日(水)〜 10月15日(木)に発送
筆記試験令和8年10月24日(土)・25日(日)
実技試験令和8年12月13日(日)
結果通知後期分の発送日は公式サイトの「受験票・通知書の発送」欄で確認

後期の申請期間が2本あるのを見落とさない

後期の通常の申請締切は7月23日ですが、前期の実技試験の結果が届くのは7月29日〜8月7日です。つまり「前期の実技に落ちたかどうか分からないまま、後期の通常申請の締切が来る」という構造になっています。

そのために、前期の実技が不合格だった人向けに7月29日〜8月10日の延長枠が用意されています。前期で実技まで進んだ人は、この2本目の期間を必ずカレンダーに入れておいてください。

申請から合格発表までの流れ(前期を例に)

「申し込んでから合格が分かるまで」は、前期でおよそ7か月かかります。筆記から実技までの間が約2か月あく点が、他の試験と違うところです。

時期起きること自分がやること
1月上旬〜下旬受験申請の受付オンライン申請または郵送申請。免除申請する人はこの時点で証明書を提出
4月上旬(令和8年前期は4月2日〜4月9日に発送)筆記試験の受験票が届く会場と時間割を確認。届かない場合は協議会に問い合わせ
4月18日・19日筆記試験(2日間・9科目)1日目・2日目で科目が分かれる。時間割は受験票で確認
4月下旬各社が解答速報を出す自己採点。実技の練習を始めるかどうかをここで判断する
6月上旬筆記の結果通知+実技の受験票筆記が全科目そろっていれば実技へ。落ちた科目は次回に持ち越し
6月28日実技試験(2分野選択)音楽・造形・言語から2分野
7月下旬〜8月上旬最終結果の通知合格通知書または一部科目合格通知書が届く
結果通知後保育士登録の申請登録して初めて「保育士」になれる

自己採点で「実技の練習を始めるか」を決める

筆記の正式な結果が出るのは6月上旬。そこから実技まで3週間強しかありません。実技は課題曲の練習も、造形の作画スピードづくりも、3週間では足りません。

筆記の翌週には自己採点を終えて、ボーダー前後なら実技の練習を始めるのが現実的な進め方です。落ちていた場合でも、その練習は後期にそのまま生きます。分野の選び方は実技試験ハブにまとめています。

受験手数料はいくらか(申請方法で金額が変わる)

受験手数料そのものは12,700円ですが、申請方法と決済方法によって上乗せされる事務手数料が違います。もっとも安いのはオンライン申請のコンビニ決済です。

申請・決済方法支払総額内訳
オンライン申請+コンビニ決済12,975円受験手数料12,700円+事務手数料275円
オンライン申請+クレジットカード決済13,054円受験手数料12,700円+事務手数料354円
郵送申請13,963円受験手数料12,700円+手引き請求の郵送料・簡易書留郵送料など

幼稚園教諭免許による特例などで筆記・実技が全科目免除になる場合は、受験手数料が2,400円になります(クレジットカード決済2,479円/コンビニ決済2,587円)。

受験手数料は、どんな理由でも返ってこない

協議会は受験手数料について「欠席による受験手数料の返金は行っておりません。」としています。自己都合の辞退や当日欠席では戻らないため、申し込んだら払い切りと考えてください(試験中止などの例外的な取扱いは、その都度協議会から告知されます)。仕事の都合が読めない時期でも、申し込んだら払い切りです。

逆に言えば、「受けられるか微妙だから申し込まない」より、申し込んで受けられなかったほうが得な場面も多い。科目合格の3年ルールは受験機会の数で効いてくるからです。

金額と決済の詳細は全国保育士養成協議会「受験申請方法」で確認できます。

令和9年の日程はすでに公表されている

こども家庭庁は令和8年5月に令和9年の試験日を公表しました。試験日は確定、ただし受験申請期間・実技の課題・会場はまだ未発表という状態です。

区分筆記試験実技試験受験申請期間
令和9年 前期(1回目)令和9年4月17日(土)・18日(日)令和9年6月27日(日)未発表
令和9年 後期(2回目)令和9年10月23日(土)・24日(日)令和9年12月12日(日)未発表

出典はこども家庭庁「令和9年保育士試験の日程について」PDFです。申請期間は例年、前期が1月上旬〜下旬、後期が7月上旬〜下旬に設定されていますが、令和9年分は公表を待ってください。

3年計画を立てるなら、この6回分を紙に書き出す

科目合格は合格した年を含めて3年間有効です。令和8年前期に合格した科目なら、令和10年後期まで使えます。日程が分かっている令和8年・令和9年の合計4回は、いま時点で受験計画に組み込めます。

どの回でどの科目を取りにいくかは、科目合格3年管理ツールで管理すると失効を防げます。

日程まわりで実際にやらかしやすいこと

ミス何が起きるか防ぎ方
申請締切を「消印有効」だと思い込むオンライン申請は締切時刻(午後5時)を過ぎたら受け付けられないオンラインは時刻厳守。郵送は当日消印有効
免除の証明書が締切に間に合わない免除申請ができず、その科目も受験することになる戸籍抄本・登録証コピー・専修証明書は年末のうちに手配する
受験票が届いたのに開封しない会場が想定と違い、当日の移動時間が足りない届いた日に会場をルート検索まで済ませる
前期の実技結果を待って後期を申し込もうとする通常の申請締切(7月23日)を過ぎている前期実技受験者は延長枠(7月29日〜8月10日)を使う
2日目の科目だけ勉強して1日目を軽視する1日目の科目で足切りが出る時間割は受験票に記載。科目配置は年度で変わりうる

りわさんメモ

(ここに、りわさん自身が受験したときの実感・失敗・工夫を1〜3文で書き足してください。例:初回は後期に申し込んで年末年始が全部つぶれた。次からは前期にして、実技の練習を夏に回した。)

この記事の使い方と更新方針

この記事は毎年更新して使い回す設計にしています。年度が変わったときに差し替えるのは次の5か所だけです。

更新箇所更新のタイミング情報源
翌年の試験日(筆記・実技)毎年5月頃、こども家庭庁が公表こども家庭庁 保育士関連ページ
受験申請期間・受験票/通知書の発送日前期は11〜12月頃、後期は5〜6月頃全国保育士養成協議会 公式サイト
受験手数料(事務手数料・郵送料の改定)郵便料金や決済手数料の改定時協議会「受験申請方法」ページ
「令和◯年」の年号表記年度切替時
科目合格の有効期限の例示年度切替時協議会「免除制度について」

本文中の日付はすべて表の中に集めてあるので、表だけ差し替えれば記事全体が最新になります。

よくある質問

前期と後期、どちらから受けるのが有利ですか?

科目合格の使える回数だけで見ると前期が有利です。合格は「合格した年を含めて3年」なので、令和8年前期に合格した科目は令和10年後期まで、つまり残り5回の試験で使えます。同じ令和8年でも後期合格だと残り4回です。ただし勉強時間を確保できるかのほうが影響は大きいので、生活の都合を優先して構いません。

前期と後期の両方に申し込んでもいいですか?

問題ありません。それぞれ別に申請し、それぞれに受験手数料がかかります。前期で科目合格した科目は後期で免除申請できますが、前期の結果が出る前に後期を申し込む場合は免除申請が間に合わないことがあります。締切と結果通知の日付を突き合わせて判断してください。

受験する都道府県は自由に選べますか?

保育士試験は全国共通の問題で年2回実施され、受験地は申請時に選びます。ただし会場の指定方法や、年により実施状況が変わることがあります。受験地の選び方と会場については、申請前に全国保育士養成協議会の受験申請の手引きで確認してください。

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