マルエツ・カスミ閉店はどこ?イオン系USMHが約100店、時期と対象店は【都県別チェッカー付き】

マルエツ・カスミ閉店はどこ?イオン系USMHが約100店、時期と対象店は【都県別チェッカー付き】 マネー・暮らし
2026年10月10日時点の情報です

首都圏で「マルエツ」「カスミ」「いなげや」などを展開するイオン系のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)が、2030年度までに約100店を閉店する方針を明らかにしました。「近所のお店はなくなるの?」と気になっている人も多いはずです。

10月10日時点で分かっていること・まだ発表されていないこと、対象ブランドと都県別の店舗数、業績予想の下方修正の中身を整理しました。都県を選ぶと店舗数と割合が分かる都県別チェッカー付きです。

3行でわかる要点
  • USMHは10月9日、2030年度までに約100店を閉めると表明。社長は「インフレが想定以上に厳しい」と説明
  • グループは1都6県に760店(9月28日時点)。約100店は全体の約13%にあたる
  • どの店が閉まるかは未発表(10月10日時点)。閉店は各店の告知や公式サイトで確認を

イオン系スーパー100店閉店のニュースとは

朝日新聞によると、USMHは10月9日の記者会見で、2030年度までに約100店を閉めることを明らかにしました。構造改革の一環で、井出武美社長は「インフレ(物価高)が想定以上に厳しく、(閉める店の数を)積み上げた」と述べています。仕入れ値の上昇が利益を圧迫していることが背景とみられます。

同じ日にUSMHが公表した「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」でも、来期(2027年3月〜)から始める構造改革に伴う店舗閉鎖損失などを見込むことが示されました。

どの店舗が閉店する?

10月10日時点では、閉店する店舗名・地域・時期の一覧は公表されていません。ネット上で「◯◯店が閉店」といった情報が出回ることがありますが、公式発表で確認できない店舗名をうのみにしないよう注意してください。スーパーの閉店は通常、店頭の掲示や各社の公式サイトの「お知らせ」で、閉店日の数週間〜数か月前に告知されます。

USMHのブランドと店舗数(9月28日時点)

USMHの公式サイトによると、グループの店舗数は次のとおりです。お住まいの近くのスーパーがこの4ブランドなら、USMHグループの店舗です。

USMHのブランド別店舗数(2026年9月28日時点・計760店) マルエツ308店 カスミ200店 いなげや129店 イオンフードスタイル123店 閉店方針:2030年度までに約100店(全体の約13%)※対象店は未発表
USMH公式サイトの店舗数をもとに作成。棒の長さは店舗数に比例しています。
都県店舗数グループ内の割合
東京都311店約41%
埼玉県116店約15%
茨城県113店約15%
千葉県112店約15%
神奈川県96店約13%
栃木県8店約1%
群馬県4店約1%
合計760店100%

店舗の約4割が東京都に集中しています。カスミは茨城県を中心に展開しているため、茨城県の店舗数が多くなっています。

都県別 店舗数チェッカー

業績予想を大幅に下方修正

USMHは10月9日、2027年2月期(2026年3月〜2027年2月)の通期業績予想を修正しました。客数や1回あたりの買い上げ点数が計画を下回ったうえ、物価高や競合を踏まえた価格対応で粗利益率も計画に届かない見通しです。

項目前回予想(4月)修正後増減
営業収益1兆1,332億円1兆968億円▲364億円(▲3.2%)
営業利益100億円10億円▲90億円(▲90.0%)
経常利益96億円8億円▲88億円(▲91.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益1億5,000万円▲80億円(赤字)▲81億5,000万円
業績が振るわない店舗の減損損失に加え、来期から始める構造改革に伴う店舗閉鎖損失や資産除去関連の損失を特別損失として見込んだことが、最終赤字の要因です。株式の売買判断には使わず、詳しくはUSMHの開示資料を確認してください。

閉店が決まったら確認したいこと

実際に近所の店舗の閉店が告知された場合に備えて、確認しておきたいポイントです。

  • 閉店日と最終営業時間:店頭掲示・公式サイトのお知らせで確認
  • 予約品・取り置き:おせちやケーキなど季節の予約品は受け取り日と店舗を確認
  • ポイント・クーポン:店舗独自のクーポンや会員サービスの扱いは告知内容を確認。電子マネーWAONなど共通のサービスはグループの他店でも使えるかを確認
  • ネットスーパー・宅配:配達元の店舗が変わる場合があるため、利用中の人は案内を確認
  • 近隣の代わりの店:同じグループの別ブランド店舗が近くにあるかを公式サイトの店舗検索で確認

なぜ閉店?背景にある「インフレの逆風」

食品スーパーは、仕入れ価格が上がっても、客離れを恐れて販売価格にすぐ転嫁しにくい業態です。USMHの開示資料でも、仕入れの統合や総菜の構成比アップで粗利益率を前年並みに保つ一方、物価高や競合を踏まえた価格調整で計画には届かないと説明しています。人件費や光熱費の上昇も重なり、収益性の低い店舗を整理して体質を立て直す狙いとみられます。

首都圏の食品スーパーは、ディスカウント型の新規出店も相次ぐ激戦区です。今後、閉店の具体的な計画や時期がUSMHから示されれば、この記事を更新します。

よくある質問

イオン系スーパーの閉店はどこ?

10月10日時点で、閉店する店舗名や地域は発表されていません。対象はマルエツ・カスミ・いなげやなどを展開するUSMHグループで、2030年度までに約100店を閉める方針です。

いつから閉店が始まる?

USMHは来期(2027年3月〜)から構造改革を始めるとしており、2030年度までに約100店を閉める方針です。個別の閉店日は各店の告知で確認してください。

イオンやまいばすけっとも閉店する?

今回の方針はUSMHグループ(マルエツ、カスミ、いなげや、イオンフードスタイル)についてのものです。イオン本体など他のグループ会社の店舗は対象として発表されていません。

USMHの店舗は全部で何店?

2026年9月28日時点で760店です。内訳はマルエツ308店、カスミ200店、いなげや129店、イオンフードスタイル123店です。

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