日本サッカー協会(JFA)は10月18日、公式アプリ「JFA Passport」に第三者による不正アクセスがあったと発表しました。アプリの一部機能を止めていて、個人情報への影響は「調査中」としています。
「自分の情報は大丈夫?」「アプリはどうすればいい?」という人向けに、わかっていることと、いまやること・やらないほうがいいことを整理しました。
- 不正アクセスは10月17日の午前3時25分ごろ〜午後7時ごろ。JFAは経路を遮断し、アプリの一部機能を一時停止
- 個人情報への影響は調査中。判明しだい公表するとしている(登録者は約70万人と報道)
- 当面はログアウト・再ログイン・再インストールを控えてと呼びかけ。パスワードの使い回しの見直しは今のうちに
JFA Passportで何が起きた?時系列で整理
JFAによると、不正アクセスを検知したあと、サービスを提供している会社と連携して侵入経路をふさぐなど、被害が広がらないための対策をとりました。現時点では、JFAが使っているほかのシステムへの影響は確認されていないとしています。
わかっていること・まだわからないこと
| 項目 | 10月19日朝時点 |
|---|---|
| 対象のアプリ | JFA公式アプリ「JFA Passport」 |
| 不正アクセスの時間 | 10月17日 午前3時25分ごろ〜午後7時ごろ |
| アプリの状態 | 一部の機能を一時停止中(一部サービスが使えない) |
| 個人情報への影響 | 調査中(判明しだい公表) |
| ほかのシステムへの影響 | 現時点では確認されていない |
| 攻撃の手口・人数 | 発表されていない |
| 復旧の時期 | 発表されていない |
あなたがいまやること チェッカー
なぜ「ログアウトしないで」なの?
JFAは「安定したサービス提供に向けて確認中のため」として、ログアウト、再ログイン、再インストールなどの操作を控えるよう呼びかけています。一部の機能を止めている最中に多くの人が一斉にログインし直すと、認証まわりの処理に負担がかかったり、ログインできなくなったりするおそれがあるためとみられます。
「不安だからアプリを消す」のは逆効果になりかねません。アプリを消しても、サーバー側にある情報が消えるわけではないので、まずは公式の続報を待つのが基本です。
パスワードの使い回しは今のうちに見直す
個人情報への影響はまだ調査中ですが、もし同じメールアドレスとパスワードの組み合わせをほかのサービスでも使っているなら、そちらを先に変えておくと安心です。特に、ネットショップ、クレジットカード、メールアカウントは優先して変えましょう。
- パスワードはサービスごとに別のものにする
- 2段階認証が使えるサービスはオンにする
- JFAを名乗るメールやSMSのリンクは開かず、公式サイトから確認する
相次ぐ不正アクセス、ほかの事例との比較
10月はスカイチケット、ソースネクスト、コミックシーモアなど、不正アクセスの発表が続いています。今回のJFAの件は、まだ「流出した」とは発表されていない点がほかの事例と違います。
| サービス | 発表時の状況 |
|---|---|
| JFA Passport | 不正アクセスあり・個人情報への影響は調査中 |
| スカイチケット | 顧客情報約1,464万件、カード情報最大6,140人 |
| ソースネクスト | 約2,252万件、パスワードを含む |
よくある質問
個人情報は漏れたの?
10月19日朝の時点では「調査中」です。JFAは判明しだい速やかに公表するとしています。
アプリはいつ元に戻る?
復旧の時期は発表されていません。JFA公式サイトのお知らせを確認してください。
アプリを削除したほうがいい?
JFAは再インストールなどの操作を控えるよう呼びかけています。削除してもサーバー上の情報は消えないので、続報を待ちましょう。
ほかのJFAのサービスにも影響はある?
現時点の調査では、JFAが利用するほかのシステムへの影響は確認されていないとしています。

