ヤマト運輸の情報漏えい、対象は?クロネコ後払い531万件・商品名も|支払期限は17日延長【チェック付き】

ヤマト運輸の情報漏えい、対象は?クロネコ後払い531万件・商品名も|支払期限は17日延長【チェック付き】 社会・ニュース
2026年10月17日時点の情報です

ヤマト運輸は2026年10月16日、通販の支払いに使われる「クロネコ代金後払いサービス」への不正アクセスで、約531万件の情報が第三者に持ち出されたと発表しました。名前や住所に加え、買った商品の名前・数・単価まで含まれているのが特徴です。

「自分は対象なの?」「払込票の期限はどうなる?」という疑問に答えるため、対象期間のチェックツールと、延長後の支払期限がわかる計算機を付けて整理しました。

3行でわかる要点
  • 流出は約531万件(購入者 約526万件+届け先 約5万件)。うち約49万件はメールアドレスも含む
  • 対象は2018年10月1日〜2026年9月28日に後払いを使った購入者など。クレジットカード情報・パスワードは対象外
  • サービスは10月9日13時に再開済み。9月28日以降が期限の払込票は17日延長。ヤマトをかたる連絡に注意

ヤマト運輸の情報漏えい、何が起きた?

「クロネコ代金後払いサービス」は、通販で商品を受け取ったあとにコンビニなどで代金を払える仕組みです。ヤマト運輸が通販事業者に代わって代金を請求しています。このシステムに外部から不正アクセスがあり、9月28日の夜にサービスを止めて調査していました。

日時(2026年)できごと
9月28日(月)22時28分不正アクセスを確認し、サービスを停止
9月29日(火)第1報。不正アクセスを公表
10月2日(金)第2報。購入者・加盟店の情報が漏えいした可能性を公表
10月9日(金)13時第3報。サービス再開、支払期限の17日延長を案内
10月16日(金)第4報。約531万件の持ち出しを確認と発表。個人情報保護委員会へ報告
持ち出された約531万件の内訳 購入者 約526万件(名前・住所・電話・商品明細など) うちメールアドレスも含む 約49万件 届け先 約5万件(名前・住所・電話・伝票番号) 加盟店 約4100件(店名・加盟店コード)※531万件には含まず カード情報・パスワードは対象外
ヤマト運輸の発表(10月16日)を報じた記事をもとに作成。棒の長さはおおよその比率

流出した情報・していない情報

区分件数対象期間含まれる情報
購入者約526万件2018年10月1日〜2026年9月28日名前、住所、電話番号、商品名・数量・単価、申込番号、注文日など(約49万件はメールアドレスも)
届け先(受取人)約5万件2021年2月5日〜2026年9月28日名前、住所、電話番号、送り状番号
加盟店約4100件2018年10月1日〜2026年9月28日加盟店名、加盟店コード
ヤマト運輸によると、クレジットカード情報とパスワードは流出していません。第2報の時点で「可能性がある」とされていた請求金額・債権残高・ヤマト社員の名前も、調査の結果、持ち出しは確認されませんでした。10月16日時点で、情報が悪用された被害は確認されていないとしています。

なお、約531万件は「購入者」と「届け先」の件数を足したもので、人数ではありません。同じ人が何度も後払いを使っていれば、複数件として数えられている可能性があります。

自分は対象?チェックツール

通販で「後払い(コンビニ払い)」を選び、払込票にヤマト運輸(クロネコ代金後払い)の表示があった人が主な対象です。利用した時期を入れると、公表された対象期間に入るかがわかります。

クロネコ代金後払い 対象期間チェック
日付を選んでください

対象者には、ヤマト運輸から順番に個別の連絡が届く予定です。連絡先が古いなどで届かない場合は、10月16日の公表をもって通知に代えるとしています。

払込票の支払期限は?延長後の日付を計算

サービスが止まっていた影響で、支払期限が9月28日以降の払込票は、書かれた期限に17日を足した日まで支払えます(例:10月1日期限 → 10月18日)。手元の払込票の期限を入れてください。

支払期限 延長計算機
延長の扱いや個別の請求については、ヤマト運輸の公式サイトにある「クロネコ代金後払いサービス」のお知らせ・問い合わせ窓口で確認してください。メールやSMSのリンクから開いた番号やサイトは使わないでください。

いますぐやること・注意点

今回は、本当に買った商品名や住所がセットで流出しています。そのため「〇〇のご注文について、支払いエラーがありました」など、本物そっくりの詐欺メール・SMS・電話が来るおそれがあります。

やることチェックリスト
0 / 5 完了

カード情報とパスワードは流出していないため、ヤマトのサービスでパスワード変更などを求められているわけではありません。逆に「パスワードを再設定してください」というメールが来たら、まず疑ってかかるのが安全です。

10月は大型の情報漏えいが相次いでいる

10月はほかにも、タイムズカー(約660万件、免許証画像を含む)、ソースネクスト(最大約2252万件)、コミックシーモアなどで不正アクセスの公表が続いています。警察庁は10月16日に全国のサイバー部門の会議を開きましたが、原因や事件どうしの関連はまだわかっていないと報じられています。複数のサービスを使っている人は、それぞれのお知らせを確認しておきましょう。

よくある質問

クレジットカードは止めたほうがいい?

ヤマト運輸の発表では、クレジットカード情報は流出していません。後払いサービス自体がカードを使わない仕組みです。ただし、不審な請求に気づいたらカード会社に相談してください。

対象かどうかの連絡はいつ来る?

ヤマト運輸は対象者に順次、個別に連絡するとしています。具体的な時期は公表されていません。連絡を名乗るメールのリンクは開かず、公式サイトから内容を確かめましょう。

後払いサービスはもう使える?

10月9日13時に再開しています。ヤマト運輸は安全に使える環境が整ったと説明しています。

通販のお店側(加盟店)がすることは?

2018年10月1日〜2026年9月28日の後払い取引と、2021年2月5日以降の届け先情報が対象期間です。お客さまからの問い合わせに備え、正しい請求かどうかを確認できる体制を整えておくと安心です。

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