阪神が、メジャー挑戦を希望する佐藤輝明選手(27)のポスティングシステム利用を容認する方向で調整していると、10月17日に報じられました。CSファイナルステージで敗退したその日の夜のニュースで、球団は「きょうの時点でコメントはございません」としつつ、近日中にも最終決定する見通しと伝えられています。
では、実際にいつメジャーに行けるのか。ポスティングの流れと日程、阪神に入る「譲渡金」の仕組みを、図と計算ツールで整理します。
- ポスティングの申請は11月1日から。阪神が正式に認めれば、その後MLB全30球団と45日間交渉できる
- 譲渡金は契約の保証総額で決まり、2,500万ドルまで20%、5,000万ドルまで17.5%、それを超える分は15%
- 12月にMLBの労使協定が期限を迎えるため、ロックアウト前の決着を目指す動きになる可能性がある
現時点では「容認の方向」という報道段階で、球団の正式発表ではありません。正式な決定は阪神の発表を確認してください。
佐藤輝明のメジャー挑戦、何が報じられた?
スポーツ報知などによると、佐藤選手は2024年12月の契約更改で米大リーグ志向を球団に伝え、代理人事務所「VCスポーツグループ」のサポートを受けながら話し合いを続けてきました。2026年はチームの球団初となるセ・リーグ連覇に貢献し、打率.306・39本塁打・106打点で史上9人目の三冠王に輝いています。
CS最終戦の17日も、レンジャーズやフィリーズなどの米スカウトが視察していたと報じられました。米メディアではヤンキースなどの名前も挙がっています。
ポスティングの流れと日程
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 10月17日 | CSファイナル敗退。阪神が容認の方向と報道 |
| 近日中(見通し) | 球団が最終決定(報道) |
| 11月1日〜 | ポスティングの申請が可能に |
| 申請・公示後 | MLB全30球団と45日間交渉 |
| 12月 | MLB労使協定(CBA)が期限。合意できなければロックアウトの可能性 |
ポスティングは、海外FA権を持たない選手が、所属球団の同意を得てメジャー移籍を目指す制度です。交渉期間に合意できなければ、その年は日本の所属球団に戻り、次のオフまで再申請できません。
阪神に入る「譲渡金」の仕組み
現在の日米ポスティング制度では、移籍先が日本の球団に払う譲渡金は、メジャー契約の保証総額(年俸・契約金・バイアウトなど)に応じて段階的に決まります。
| 保証総額の部分 | 譲渡金の割合 |
|---|---|
| 2,500万ドルまで | 20% |
| 2,500万ドル超〜5,000万ドル | 17.5% |
| 5,000万ドル超の部分 | 15% |
| 出来高・オプションなど | 実際に発生した額の15%を追加 |
| マイナー契約の場合 | 契約金の25% |
たとえば総額1億ドルの契約なら、譲渡金は約1,687.5万ドルになります。主な金額の目安は次のとおりです。
| 契約の保証総額 | 譲渡金 |
|---|---|
| 5,000万ドル | 937.5万ドル |
| 1億ドル | 1,687.5万ドル |
| 1億5,000万ドル | 2,437.5万ドル |
| 2億ドル | 3,187.5万ドル |
| 3億ドル | 4,687.5万ドル |
※為替レートは仮の値です。実際のレートに書き換えて計算してください。出来高・オプション分は含みません。
「25歳ルール」は関係ある?
MLBの労使協定では、25歳以上かつ海外のプロリーグで6シーズン以上プレーした選手は、契約金に上限がある「国際アマチュア」扱いになりません。佐藤選手は27歳で、2021年のプロ入りから2026年で6シーズン目のため、大型契約を結べる条件を満たしているとみられます(佐々木朗希投手は23歳での移籍だったため、この制限の対象でした)。
今オフのメジャー移籍市場の注目点
- 労使協定の期限:12月に期限を迎え、合意できなければロックアウトで移籍市場が凍結します。報知によると、ナ・リーグ球団の関係者は「申請されればロックアウト前の決着を目指す」と話しています。
- 他の日本人選手:同じオフには平良海馬投手らのメジャー移籍の動向も報じられており、日本人選手の争奪戦になる可能性があります。
- 阪神の戦力:阪神は才木浩人投手については今オフもポスティングを認めない方針と報じられています。
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※各ショッピングサイトに移動します。価格・在庫は販売店でご確認ください。よくある質問
佐藤輝明のメジャー移籍は決まった?
10月18日時点では「阪神が容認する方向で調整」という報道段階です。球団の正式発表と、その後のMLB球団との交渉成立をもって移籍が決まります。
ポスティングの申請はいつから?
報道によると11月1日から申請できます。申請・公示後、MLBの全30球団と45日間交渉できます。
譲渡金はいくらになる?
契約の保証総額で決まります。2,500万ドルまでは20%、5,000万ドルまでの部分は17.5%、それを超える部分は15%です。上の計算ツールで目安を出せます。
交渉がまとまらなかったらどうなる?
45日以内に合意できなければ阪神に残留し、次のオフまでポスティングを再申請できません。

