住宅金融支援機構によると、2026年10月に資金を受け取る【フラット35】(借入期間21〜35年・融資率9割以下)の最も多い金利は年3.830%になりました。9月から0.37ポイント上がり、現在の制度(2017年10月〜)で過去最高と報じられています。
この記事では、10月の金利一覧と「何月の金利が適用されるのか」の仕組みを図解し、借入額と期間を入れると9月金利との差額がわかる返済シミュレーターを用意しました。
- 10月のフラット35(21〜35年・融資率9割以下)は年3.830%。9月の3.46%から+0.37ポイント。
- 3,000万円・35年・元利均等なら、毎月の返済は約12万3,293円→約12万9,791円(約6,500円増)の計算です。
- 適用されるのは申し込み時ではなく資金を受け取る月(融資実行時)の金利。11月分は11月の第1営業日に公表されます。
2026年10月のフラット35金利一覧
| 商品(借入期間) | 融資率 | 金利の範囲 | 最も多い金利 |
|---|---|---|---|
| フラット35(21〜35年) | 9割以下 | 3.830〜5.840% | 3.830% |
| 9割超 | 3.940〜5.950% | 3.940% | |
| フラット20(15〜20年) | 9割以下 | 3.510〜5.520% | 3.510% |
| 9割超 | 3.620〜5.630% | 3.620% | |
| フラット50(36〜50年) | 9割以下 | 4.100〜6.020% | 4.100% |
| 9割超 | 4.210〜6.130% | 4.210% |
新機構団信付きの金利です。デュエット(夫婦連生団信)は+0.18%、新3大疾病付機構団信は+0.24%が上乗せされます。実際の金利は取扱金融機関ごとに異なります(住宅金融支援機構の公表値)。
9月から10月で返済額はいくら増える?
| 借入額(35年) | 9月 3.46% | 10月 3.83% | 月の差 | 年間の差 |
|---|---|---|---|---|
| 2,000万円 | 82,195円 | 86,527円 | +4,332円 | 約+5.2万円 |
| 3,000万円 | 123,293円 | 129,791円 | +6,498円 | 約+7.8万円 |
| 4,000万円 | 164,391円 | 173,054円 | +8,664円 | 約+10.4万円 |
| 5,000万円 | 205,488円 | 216,318円 | +10,830円 | 約+13.0万円 |
3,000万円を35年で借りた場合、10月金利での総返済額は約5,451万円、利息分は約2,451万円になる計算です。わずか0.37ポイントでも、35年間では大きな差になります。
返済シミュレーター(9月金利との比較)
元利均等・全期間固定・ボーナス払いなしの単純計算です。実際の返済額は金融機関の金利、融資手数料、団信の種類、端数処理で変わります。借り入れの判断は金融機関の正式なシミュレーションで確認してください。
何月の金利が適用される?仕組みを図解
フラット35は全期間固定金利ですが、その「固定される金利」は資金を受け取る月の金利です。10月に申し込んでも、決済(資金受け取り)が12月なら12月の金利になります。決済日がまだ動かせる段階の人は、金融機関や不動産会社と相談しておくと安心です。
変動金利とどう考える?
報道では、金利の先行きを気にせずに済むとして固定型の需要が高まっているとされています。一方で、日銀の利上げが続いていることから変動金利も上がりやすい局面です。どちらが得かは今後の金利次第で、誰にも断言できません。
- 固定(フラット35):返済額が最後まで変わらない。家計の見通しを立てやすい。
- 変動:今は固定より金利が低い商品が多いが、利上げで返済額が増えるリスクがある。
- 判断のヒント:金利が1〜2%上がっても払えるか、上のシミュレーターで金利Bを変えて確認してみてください。
よくある質問
フラット35の10月の金利はいくらですか?
借入期間21〜35年・融資率9割以下で、最も多い金利は年3.830%です(新機構団信付き)。
9月からどれくらい上がりましたか?
0.37ポイント上がりました(9月は3.46%)。現行制度で過去最高と報じられています。
もう借りている人の金利も上がりますか?
フラット35は全期間固定金利なので、すでに資金を受け取って返済中の人の金利は変わりません。
11月の金利はいつわかりますか?
住宅金融支援機構は毎月第1営業日の正午ごろに金利を更新しています。11月分は11月2日(月)の公表が見込まれます。

