女子ゴルフの国内メジャー「日本女子オープン」最終日(10月4日、兵庫・宝塚GC旧コース)で、申ジエ(韓国)が桑木志帆とのプレーオフを制して初優勝しました。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の会員としての勝利が30勝目に達し、史上7人目の永久シードを獲得。あわせて史上初の国内メジャー4冠も達成しました。
この記事では、試合の流れ、永久シードの条件、「通算32勝なのに30勝目」と言われる理由を図と表で整理し、永久シードまであと何勝・何年かかるかを計算できるツールを付けました。
- 申ジエが日本女子オープンでプレーオフ3ホール目のバーディーで優勝。38歳、優勝賞金3,000万円
- JLPGA会員としての30勝目で永久シード。樋口久子さんらに続く史上7人目
- 国内メジャー4大会をすべて制した史上初の「国内メジャー4冠」も達成
日本女子オープン2026の結果
最終日は雨の中での激闘になりました。首位から2打差の2位で出た申ジエは最終日を66で回り、通算11アンダーで桑木志帆と並んでプレーオフへ。18番(パー4)を繰り返すプレーオフの3ホール目でバーディーを奪って決着をつけました。
| 順位 | 選手 | スコア |
|---|---|---|
| 優勝 | 申ジエ | 通算11アンダー(プレーオフ勝ち) |
| 2位 | 桑木志帆 | 通算11アンダー |
| 3位 | 佐藤心結 | 通算7アンダー |
| 4位 | 安田祐香 | 通算6アンダー |
※会場は宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(6,185ヤード・パー70)。賞金総額1億5,000万円、優勝賞金3,000万円。
敗れた桑木志帆は、今年の全英女子オープンを制しており、勝てば同じ年に国内外のメジャーを制する快挙でした。試合後は申ジエを祝福し、「久しぶりに悔しい思いをした」と前を向いています。
永久シードとは?獲得の条件
永久シードは、毎年の賞金・ポイントランキングに関係なくツアーの出場資格を持ち続けられる権利です。国内女子ツアーではJLPGAの会員として通算30勝を挙げることが条件になっています。
時事通信によると、申ジエの日本ツアー通算勝利は今回で32勝。ただし、そのうち2勝はJLPGAの会員になる前(ツアーの資格外)に挙げたものなので、永久シードの計算では今回がちょうど30勝目にあたります。報道で「32勝目」と「30勝目」が混在しているのはこのためです。
永久シードを持つ7人
| 選手 | 出身 |
|---|---|
| 樋口久子 | 日本 |
| 大迫たつ子 | 日本 |
| 涂阿玉 | 台湾 |
| 森口祐子 | 日本 |
| 岡本綾子 | 日本 |
| 不動裕理 | 日本 |
| 申ジエ | 韓国(2026年10月4日に獲得・7人目) |
※氏名は時事通信の報道に基づきます。各選手の勝利数は記録の数え方で異なる場合があるため、正確な数はJLPGAの公式記録で確認してください。
史上初の「国内メジャー4冠」とは
国内女子ツアーには公式戦(メジャー)が4つあります。申ジエはこれまでに日本女子オープン以外の3大会を制しており、今回の優勝で4大会すべての優勝を達成しました。これは国内女子ツアー史上初めてです。
| 国内メジャー | 例年の時期 | 申ジエ |
|---|---|---|
| ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ | 5月 | 優勝経験あり(直近は2025年) |
| 日本女子プロゴルフ選手権 | 9月ごろ | 優勝経験あり |
| 日本女子オープン | 9〜10月 | 2026年に初優勝 |
| JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ | 11月(最終戦) | 優勝経験あり |
永久シードまであと何勝?チェッカー
好きな選手の「JLPGA会員としての勝利数」と、1年あたりの勝利ペースを入れると、30勝(永久シード)まで残り何勝・あと何年かかるかの目安を計算します。
申ジエの「泣いたことはない」優勝
優勝インタビューで申ジエは「優勝して泣いたことはないけど、これはうれしい」と声を詰まらせました。今季ツアー初勝利が、30勝という節目と国内メジャー完全制覇を同時にもたらす形になりました。日本ツアーでの勝利は2025年5月のワールドレディス サロンパスカップ以来です。
国内女子ツアーはこのあと秋の終盤戦に入り、11月の最終戦リコーカップまで続きます。永久シードを得た申ジエが今後どの大会に出場するかにも注目です。
よくある質問
永久シードの条件は?
国内女子ツアーでは、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の会員としてツアー通算30勝を挙げると永久シードを獲得できます。
申ジエは何人目の永久シード?
樋口久子、大迫たつ子、涂阿玉、森口祐子、岡本綾子、不動裕理に続く史上7人目です。
通算32勝なのになぜ30勝目?
日本ツアー通算は32勝ですが、うち2勝はJLPGA会員になる前の資格外での優勝のため、永久シードの条件となる勝利数には含まれません。
国内メジャー4冠は何がすごい?
国内女子ツアーの公式戦4大会(サロンパスカップ、日本女子プロ、日本女子オープン、リコーカップ)をすべて制した選手は、申ジエが史上初めてです。
日本女子オープン2026の2位は?
桑木志帆です。通算11アンダーで並びましたが、プレーオフ3ホール目で敗れました。3位は佐藤心結、4位は安田祐香でした。

